バルナックライカの良さを再確認
先日きろくした通り、今年のCP+でライカM4とズミクロンをお迎えした。
これまでレンジファインダーではバルナックライカを使用していた為、ピントと画角の窓を2つ覗いてシャッターをきっていたが、ライカMのファインダーで見える2重像を確認し、そのままシャッターが切れる感覚がなんだか新鮮。
フィルムの巻き上げも早い。
現代においては当たり前の感覚だが、当時ライカM誕生時の革新的な技術進化がこういるところにあったんだと再確認させられる。
しかし、今現在毎日持ち歩くカバンに入っているのは、バルナックライカだ。
沈胴式の赤エルマーを装着したバルナックはとても小さい。軽い。
そして、気軽に持ち出したくなる感覚がライカMよりも優れている。
ライカMを持ち運ぶときは「よし、撮るぞ」という気持ちがないとなかなか気軽に持ち出せない。まだMを購入してから日が浅いこともあり、大切に、大事に扱うような使い方をしているのだろうか。まだ「道具」として使いこなせていないことは確か。
バルナックとエルマーで撮れる仕上がりもまた魅力的。自分が初めて手にした本格的なフィルムカメラがこのセットだったのもあり、当時の思い出も含めて。
Mは素晴らしい。でも、バルナックは手放せない。
X-Pro2が修理から戻ってきた
今年初めに、X-Pro2の調子が悪くなった。
カード読み込みエラーや電源起動の立ちコケが頻発。
何回か起動していると正常に動くようになっていたが、
或る日突然、起動しなくなった。
このカメラはマップカメラにて中古品として約1年前に購買したもので、
ありがたいことにマップカメラはデフォルトで中古品でも1年保証が付いてくる
(一部の製品を除く)ので、保証が切れるギリギリのタミングで修理依頼。
依頼から1週間後にマップカメラから、症状の再現ができないので、詳細を教えて欲しいとの連絡が来たりして、スムーズに修理は進まなかったようだが、約1ヶ月の期間を経て、無事修理されて手元に戻って来た。
修理内容はMAIN基板の交換で、3万円ほどの費用がかかるところが無償でやっていただけて、本当にマップカメラで買ってよかった。
帰って来たカメラはピカピカに清掃されており、富士フィルムの対応もかなりありがたい。ますますファンになりました。
故障したときに、この機会に別の富士フィルムの別品種に買い換えることもちょっぴり考えたが、やはりX-Pro2が好きだし、この製品を使い続けることができてよかった。
修理中はフィルムカメラオンリーで撮影してきたが、デジタルが欲しいシーンが何度かあり、それぞれの必要性が確認できる出来事となった。
先日ライカM4を導入したこともあり、春のお散歩にはどちらを持ち出すか悩ましいところではあるが、贅沢な悩みとして両方持っていくことを考えようか。
CP+ 2018 本編
CP+の本会場での内容について、忘れないうちにざざっと書き出す。
本会場入りしたのが12時すぎで、若干出遅れた感があったが、
とりあえず各ブースのスケジュールを確認。
写真集を持っており以前から素敵な感性をお持ちの方だと思っていたが、
その期待通り、ユーモア溢れる気さくなトークと元気をもらえる内容の
講演でまたより一層ファンになった。
横構図はその場の情景を説明したいとき、
縦構図はそのものにフォーカスした表現をしたいとき、
それぞれの使い分けがあるということを教わった。
それを意識して写真が撮りたくなった。
写真を始めるのに遅い早いはなく、その人のタイミングで
はじめたいときに始めれば良い、その人の目線で撮影できるものが唯一である
というコメントはアマチュアカメラマンにも勇気を与える内容かと思う。
次の講演はフジフィルムで安達祐実さんが、X-H1で撮影された動画について
の話。新しいフィルムシミュレーションETERNAでこんな表現ができる
といった紹介。手ぶれ補正も効いて撮影しやすくなったのだろう。
大掛かりな撮影機材なしでここまでの完成度のものができるという点
が素晴らしいとのこと。
後の時間に富士フィルムブースで松任谷正隆さんの講演も立ち見。
テレビで見る有名人がでているとついついみてしまう。
Adobe ブースでのLightroomの初心者向け講演を聴く。
年間費用を考えるとなかなか踏み切れないが、多分いずれ購入しそう。
写真管理ツールとしても優秀だし欲しいなー。
デジタル撮影が多くなってきたら検討しよう。
1ヶ月無料のCreativeCloudがもらえるアンケート記入したけど、
まだメール来ない。字が汚くて、正しいアドレスに届かなかったのかな。。
あとは、各ブースでの展示物を眺める。
今年はSONYが人気だったようで、α7Ⅲの試写待ちが多かったな。
顔認証フォーカスはなかなか優秀のようだし、正常進化でこの価格なら
移行する人も多いかと。
フルサイズでマウントダプタでオールドレンズ遊びもできるし。。
富士フィルムのX-H1も試写。
手ぶれ補正が効いて、グリップつけての安定感も◎
x-pro2からの移行は今の所考えてないけど、今後必要な場面で検討の土台に
あがるかも。金があれば。。
DJIブースで発見した電子制御ジンバル OSMO MOBILE2
スマホの手ブレが補正され、縦横の回転と首振りのマニュアル制御が可能。
しかもお値段は1万5千円程度とのことで、意外と安い。
スマホで動画とる人は魅力的なアイテムかと。
そしてZEISS ブースの双眼鏡。素晴らしい。遠くの景色がここまで鮮明に見える。
でも高い。わかっていたけど。
オリンパス。今更ながら機動力重視のこのレンズを試写。これも一芸で欲しい。
ニコンは特に発表はなかったが、巨大な望遠レンズで試写させてもらった。
あえて手持ちで5分くらい。そしてこれが筋肉痛に。恥ずかしい。。
1日では満喫できん。来年もいく!できれば2days!
CP+ 2018 中古カメラフェア編
今年もCP+へ参加してきた。
昨年初めて参加し、その楽しさを知って来年以降も参加することを決意し、今年も都合つけて参加することができた。
新製品展示以外の楽しみ方は色々あるが、
私はなんといってもまずは中古カメラフェア!
開場から並んで、色々物色。
人混みにまぎれてアウトレットでお値打ち品を探すが、
これといったものにヒットせず、カメラ店の出品を眺める。
そろそろライカMほしいなーとおもいつつ、
各店舗を眺めているとなんとお値打ちのM4が。
外装、ファインダーもきれいでこのお値段は奇跡!
しかもOH済みだと。。
「現金ならさらに値引き」との一言にセブン銀行へダッシュし資金調達。
流れるようにM4を手にしていた。
(ついでにLM変換リングもゲット)
ついにMマウントを手にしてしまった。。
ということは。。レンズ探しの旅へ。
ライカレンズの憧れといえばズミクロン。
店舗をぐるぐる回って、
お店の人に出してもらってレンズを透かして覗いて、
格安でそこそこ綺麗な沈胴式ズミクロンに出会ってしまう。
(高い交通費出してCP+にきてるしなー)と自分に勢いをつけて
「これお願いします」とカード決済。
憧れのズミクロンまで買ってしまった。。
おそるべしCP+祭り。
一歩踏み出すと、雪崩式に資金が飛んでいくとはこのことか。
(それでもライカの中ではかなりお値打ち品を選択しましたけどね)
ここまでの流れですでに2時間経過。
まだ本会場に入ってないのに、もうCP+を満足してしまった感が。
M4にフィルムをその場でつめて、ズミクロンで試写。感触は良好、
写りは現像後の楽しみというところだが、
中古品ということもあって、なるべく早く現像確認するまで安心できないなーと思っていたが、
次の日にキタムラへ現像依頼し、結果は問題なく、一安心。
そんな感じでM4をお迎えした話でした。
CP +本編はまた今度。