バルナックライカの良さを再確認
先日きろくした通り、今年のCP+でライカM4とズミクロンをお迎えした。
これまでレンジファインダーではバルナックライカを使用していた為、ピントと画角の窓を2つ覗いてシャッターをきっていたが、ライカMのファインダーで見える2重像を確認し、そのままシャッターが切れる感覚がなんだか新鮮。
フィルムの巻き上げも早い。
現代においては当たり前の感覚だが、当時ライカM誕生時の革新的な技術進化がこういるところにあったんだと再確認させられる。
しかし、今現在毎日持ち歩くカバンに入っているのは、バルナックライカだ。
沈胴式の赤エルマーを装着したバルナックはとても小さい。軽い。
そして、気軽に持ち出したくなる感覚がライカMよりも優れている。
ライカMを持ち運ぶときは「よし、撮るぞ」という気持ちがないとなかなか気軽に持ち出せない。まだMを購入してから日が浅いこともあり、大切に、大事に扱うような使い方をしているのだろうか。まだ「道具」として使いこなせていないことは確か。
バルナックとエルマーで撮れる仕上がりもまた魅力的。自分が初めて手にした本格的なフィルムカメラがこのセットだったのもあり、当時の思い出も含めて。
Mは素晴らしい。でも、バルナックは手放せない。